ジャパンディスタイルとは?

日本と北欧のデザインの融合

ジャパンディは、日本の美学であるシンプルさとエレガンスに、北欧デザインの快適さと心地良さを合わせたインテリアデザインのトレンドです。天然素材と職人技に焦点を当て、2つの世界の美点を融合させてシンプルな美しさを称えるスタイルで、「侘び寂び」と「Hygge(ヒュッゲ)」のコンセプトが溶け合っています。

ホワイトのLazio ファブリックを使ったラウンジングユニット付きGrosso ソファ、Grosso フットスツール、Lugo コーヒーテーブル。

日本と北欧の美しいデザイン要素が溶け合うジャパンディスタイルは、見逃せないインテリアトレンドです。このスタイルの特徴は、ミニマル、機能的、温かさ、落ち着き。未完成の美を尊ぶ侘び寂びの趣が感じられます。こちらで、ジャパンディスタイルをお部屋に取り入れるためのヒントをご紹介します。

最初に、日本と北欧のスタイルが美しく調和する理由を考えてみましょう。

最新トレンド。昔からの友情。

ジャパンディスタイルに見られる自然な調和は、デンマークと日本の長きにわたる文化的な結びつきに大きく由来しています。150年以上前、デンマークの建築家、アーティスト、デザイナーが新しいインスピレーションを求めて日本を訪れるようになりました。それ以来、互いに影響を与え合う関係が確立されたのです。 日本が220年におよぶ鎖国を解いた後、西洋から初の訪問団が到着。彼らもその波に乗って日本を訪れました。現在のデンマークの陶器、家具、オープンプランの建築やミニマリズムに、昔の日本文化の影響が見られると多くの人が感じています。両国は互いに尊敬を向けあい、日本でも長年にわたりデンマークデザインが広く人気を博しています。 さらに、職人、クラフトマンシップ、天然素材、主に木材を重視する点でも共通しています。また、日本の「侘び寂び」とデンマークの「Hygge(ヒュッゲ)」という哲学は、どちらもシンプルさの尊重を基盤とするものです。

お部屋にジャパンディスタイルを取り入れる方法

こちらでヒントをご紹介します。

クリーンな印象

ミニマリズムは、ジャパンディのインテリアに欠かせない要素です。幸いなことに、禅の思想を感じさせるインテリアのために、何もかも処分する必要はありません。床の上をすっきりと片付け、自由に動ける空間を目指します。無駄のないクリーンなラインとオーガニックなフォルムを持つ、天然素材で作られた家具を選びましょう。装飾的な要素の多いデザインは避け、できるだけシンプルなものがおすすめです。

大切な思い出の品のディスプレイに最適なガラスキャビネット

天然素材が鍵

ジャパンディスタイルの空間に用いる素材には、天然由来のものを選ぶのがコツ。このスタイルでは、木材、コットン、リネンなどの高品質で天然素材の使用が強調されます。ボーコンセプトには、ジャパンディスタイルの家具を長くご愛用いただけるよう、質の高いファブリック、レザー、天板が揃っています。

ホワイトのLazio ファブリックを使ったチェア by nendoと、グレー&ホワイトのTide ラグを組み合わせたスタイリング。

考え抜かれた装飾品

両国のデザイン言語の背後にある哲学では、アクセサリーには装飾的な要素よりも機能性が優先されます。釉をかけていない陶器、花瓶、数冊の本を想像してみてください。仕上げとしてクッションやブランケットでコントラストを演出すると、北欧らしい家庭的なくつろぎに、日本的な不完全の美を表現できます。

ナチュラルオークのCalgary 収納システムに飾られたアクセサリーのクローズアップ。
Amsterdam モジュール式ソファ、Madrid コーヒーテーブル、フロアランプを配置した、アーチ型の窓を持つミニマルなリビングルーム。

ジャパンディスタイル自宅取り入れせん